気候変動による経済損失、2035年までに年間最大93兆円 WEFが警鐘

世界経済フォーラム(WEF)は12月11日、気候変動リスクに関する2つのレポートを公開した。気候変動対策で遅れをとった企業は、2035年までに年間収益の最大7%消失する可能性があると警鐘を鳴らす。
2023年までに年間収益の7%が焼失する可能性も
同団体は今回、アクセンチュアおよびボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の協力の下、「Business on the Edge: Building Industry Resilience to Climate Hazards(絶体絶命のビジネス:産業における気候災害レジリエンスの構築)」と「The Cost of Inaction: A CEO Guide to Navigating Climate Risk(無行動のコスト:気候リスクをナビゲートするCEOのためのガイド)」を作成し、気候リスクを乗り越え長期的な価値を引き出す企業のためのロードマップを提示した。
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