NECファシリティーズ、NSCの環境付帯設備の設計・施工を受注

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(画像左)NSC本社、(右)黒鉛高純度化加工のパイロットライン(出所:NECファシリティーズ)
(画像左)NSC本社、(右)黒鉛高純度化加工のパイロットライン(出所:NECファシリティーズ)

NECファシリティーズ(東京都港区)は1月17日、NSC(大阪府豊中市)がリチウムイオン電池などの材料となる黒鉛の高純度化事業に参入するために導入する、加工設備の環境付帯設備の設計・施工を受注したと発表した。2024年3月竣工に向けプロジェクトを進める。

NSCは液晶ディスプレイなどに使われるガラス基板の加工を主力事業とし、化学薬品でガラスを溶解し薄く軽く加工する「薄型化ケミカル技術」を有している。ガラス成分と天然黒鉛の成分は類似しており、近年は同技術を黒鉛高純度加工へ応用する技術の研究を進めてきた。今回、市場参入に向けて黒鉛の高純度化加工から廃水処理まで一貫した量産ラインの立ち上げを計画している。

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