西松建設、熊本県に644kWバイオガス発電所建設へ 処理能力120t/日

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事業のフロー図(出所:西松建設)
事業のフロー図(出所:西松建設)

西松建設(東京都港区)は12月8日、食品・飲料廃棄物のメタン発酵技術によるバイオガス発電事業に参入し、「熊本西部バイオガス発電所(出力644kW)」を建設すると発表した。廃棄物をメタンガス化し、発電・熱に再利用することで、地域におけるごみ処理問題の解決や循環型社会の構築を目指す。

2025年7月商業運転開始の予定

これまで熊本市近郊には、食品系廃棄物のリサイクル施設が少なく、脱炭素化に向けては、リサイクル率向上が課題となっていた。

こうした状況を踏まえ、同社は今回、永野商店(熊本県熊本市)とともに設立したエヌエナジー(熊本県熊本市)を事業会社に、県内の食品工場や大手スーパーマーケット・百貨店・ホテルなどから収集する食品・飲料廃棄物を主原料としたメタン発酵バイオガス熱電併給事業を開始する。

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