丸紅、グリーン水素コストを最小化するEMS開発へ
丸紅(東京都千代田区)は7月11日、英国ウェールズの地方自治体Bridgend County Borough Councilと、地域エネルギーマネジメントシステム(AEMS)を導入したグリーン水素プロジェクトの研究開発を共同で行うため、覚書を締結したと発表した。
同プロジェクトでは、ブリッジェンド州区において、再生可能エネルギーの発電量と水素の需要量を予測し、水素製造・供給の最適化を図るAEMSの開発・展開を目指す。AEMSを活用することで、一定エリア内での電力供給・貯蔵・需要のバランスを考慮しつつ、水素の製造コストを最小化する。また、製造するグリーン水素はブリッジェンド州区における水素バス等の交通分野と熱供給網に利用され、脱炭素化に貢献する。
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