【米国】化学大手ダウ、バイオ企業とトウモロコシ残渣からのプラ製造で協業

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米国化学大手のダウとバイオ燃料の開発を行うニュー・エナジー・ブルーは5月25日、トウモロコシの葉や茎などの残渣から再生可能なプラスチック材料を開発するための協業を発表した。両社はバイオベースエチレンの長期供給契約を結び、プラスチック製造に伴う二酸化炭素排出量削減を目指すとしている。

契約により、ニュー・エナジー・ブルーはトウモロコシの葉や茎などの再生可能な農業残渣を収集し、年間27万5000トンのトウモロコシの茎葉をから、バイオベースのエチレンを製造する。ダウはこのバイオベースエチレンを購入しプラスチック製造に利用する。プラスチック製造に伴う二酸化炭素排出量を削減し、輸送、履物、包装などのリサイクル可能な用途に使用することを想定している。なお、トウモロコシの茎と葉からプラスチック原料を製造する北米初の契約であるとしている。

5つのプロジェクトで毎年100万トン以上の温室効果ガス排出を削減

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