【米国】クリーン水素戦略を発表 50年までに5000万トン製造へ
米国エネルギー省(DOE)は6月5日、米国のクリーン水素戦略と、そのロードマップを発表した。米国における水素の製造、輸送、貯蔵、利用の現状と、クリーン水素が将来的に国の脱炭素化目標にどのように貢献するかについてのビジョンを示し、2030年までに年間1000万トン、40年までに年間2000万トン、50年までに年間5000万トンのクリーン水素を国内製造することを目指す。
なお、同戦略「U.S. National Clean Hydrogen Strategy and Roadmap」におけるクリーン水素とは、再生可能エネルギーを利用して水を電気分解して製造し、二酸化炭素を発生させない水素のことで、「グリーン水素」のこと。
戦略の具体的な中身として、クリーン水素が効果的な脱炭素策として開発・採用されるよう、以下の3つの手段を掲げる。
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