東証でカーボン・クレジット市場の実証開始 初日627t・170万円売買

経済産業省は9月22日、企業がCO2排出量を取引する「カーボン・クレジット市場」の創設に向けて、東京証券取引所において、J-クレジットの取引実証を開始したと発表した。事業の委託先である東京証券取引所は、実証開始日の取引状況について、4銘柄で合計627トン-CO2の取引が成立したと報告した。
再生可能エネルギーによるJ-クレジットが1トン当たり3300円、省エネルギーによるJ-クレジットが1トン当たり1,600円などで取引された。同日の取引額は約170万円となった。