東大発スタートアップの鉄くず検収AIシステム、JFE条鋼が導入決定

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東京大学発スタートアップのEVERSTEEL(東京都文京区)は10月15日、開発した鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」が、JFEグループの電炉専業メーカーであるJFE条鋼(同・港区)で導入されることを発表した。2025年から鹿島製造所(茨城県神栖市)、東部製造所(埼玉県三郷市)で運用を開始するのを皮切りに、国内全5製造所で導入される。

目視からAIに、スクラップ検収作業を効率化へ

EVERSTEELが開発した「鉄ナビ検収AI」は、鉄スクラップをAIで画像解析するアプリケーションだ。鉄鋼会社やリサイクル会社のスクラップヤードに取り付けたカメラによりスクラップを撮影し、AIにより等級判定や異物検出を自動で行う。これまで、目視で行ってきた品質チェックをAIで行うことで、スクラップ検収作業の標準化・効率化を実現する。

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