サントリー、東北の配送拠点を1カ所に集約 CO2排出20t削減へ

サントリーホールディングス(大阪府大阪市)は1月22日、東北北部における物流効率化を目的に、グループの新配送拠点「岩手盛岡配送センター」の本格稼働を開始した。従来と比較し、年間あたりの労働時間を約2万1000時間、トラックの輸送距離を約2万6000km削減する。CO2排出量は約20トン削減できる見込みだ。
貨物移動が不要、作業環境の改善により効率化も
同センターの稼働により、岩手県内に点在していた在庫保管・出荷の機能が1カ所に集約される。これにより、近隣倉庫間での貨物移動が不要となるほか、積み込みや荷下ろしを行うスペース(トラックバース)が屋内に配置されたことで、雪などの悪天候の影響を受けずに作業できるようになり、作業員の負荷低減や積み込み・荷下ろしなどの作業の効率化につながる。
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