IHI、マレーシアで火力発電所の脱炭素化検証を完了 実行段階へ

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FS報告会の集合写真(出所:IHI)
FS報告会の集合写真(出所:IHI)

IHI(東京都江東区)は6月28日、マレーシア国営電力会社テナガ・ナショナル(TNB)の子会社TNB Gencoと共同で進めてきた、石炭火力発電所でのアンモニアやバイオマス燃焼技術の適用に向けた技術的・経済的な検証(FS)を完了したと発表した。同FSの議論を踏まえ、TNB Genco社の石炭火力発電所における脱炭素化計画の骨子を策定し、具体化に向け次の段階へ進むことで合意した。

同FSは、TNB Genco所有の石炭火力発電所における脱炭素化を目指し、2022年度より実施してきたもの。両者は今後、アンモニア・バイオマス少量燃焼を早期に実施するための基本設計を行うとともに、大規模化に向けてより詳細な実現可能性調査を実施する。また、同計画をより円滑かつ効果的に推進すべく、これまで以上に緊密に連携していく考えだ。

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