プラ汚染防止に向けた国際ルール作りがスタート

プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書(条約)の策定に向けた第1回政府間交渉委員会(INC1)が、11月28日~12月2日に、ウルグアイのプンタ・デル・エステにで開催された。150か国以上の国連加盟国、関係国際機関、NGO等、約2,300名が参加し、日本からは、外務省と経済産業省、環境省から構成される政府代表団が出席した。
日本は今回の会合で、同条約でプラスチック汚染に対処する世界全体の共通目標を設定し、プラスチックの循環利用の促進を義務として、各国が状況を踏まえプラスチックのライフサイクル全体(製造、販売・消費、廃棄物管理・排出)の措置を講じる重要性を強調した。また、同条約が全ての国にとって実効的かつ進歩的なものとなるよう、日本が主導的な役割を果たしていきたいと述べた。