関西電力、国内でCO2回収・輸送に関する調査開始

関西電力(大阪府大阪市)は9月20日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の委託事業の採択を受け、国内におけるCO2回収・輸送に関する調査を行うと発表した。同調査はCCS(CO2回収・貯留)バリューチェーン構築に必要な技術・コストについて整理し、国内CCSの早期実現を目指すもの。事業期間は2023年2月28日まで。
調査では、効率的なCCSバリューチェーン構築に向けて、複数のCO2排出源と貯留地を結ぶハブ&クラスターの形成について検討する。ハブ&クラスターとは、複数のCO2排出源から一度ハブとなる拠点にCO2を集めた上で、CO2を輸送・圧入するバリューチェーンの形態を指す。
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