【米国】州別・家庭のエネルギー特性データを公開

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米国エネルギー情報局(EIA)は7月6日、州ごとに分類した住宅のエネルギー消費調査(RECS)のデータを初めて公表した。データはおよそ1億2350万世帯を対象としている。

2020年後半から2021年前半までに収集されたデータは、家庭における冷暖房、給湯、家電、電子機器等のエネルギー使用状況を示しており、エネルギー特性が米国の州ごとにどのように異なるかを分析するために活用された。

分析内容(一部)

  1. エアコンは全米88%の家庭で使用されているが、エアコンの種類は州によって異なる。例えば、フロリダではエアコン使用者の90%が中央式空気調和装置を使用しているが、ニューヨークでは半数以上の61%が日本でも使用されているような壁掛けエアコン設備を使用している。
  2. 米国のオール電化住宅の比率は、州によって大きく異なる。全体をみると26%程度だが、フロリダとハワイではそれぞれ77%と72%と最も高い割合だ。カリフォルニアではオール電化率は8%程度で、市民の75%が給湯に天然ガスを使っている。

【出所】

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