ICT機器の排出熱データから、電力消費量とCO2排出量を算出 NTTら

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NTTコムウェア(東京都港区)と日本アイ・ビー・エム(東京都港区)は2月6日、データセンター運用における環境負荷低減を目的に、ICT機器ごとの消費電力とCO2可視化の実証を行い、排出熱の温度から消費電力をAIで推定しCO2排出量を算出できることを確認したと発表した。この結果を基に、両社は今後、AIを活用したソリューションで協業を開始する。

データセンター運営事業者にはさまざまなメリット

両社が実施した実証実験では、非接触の温度センサを用いて電力消費と強い相関を持つICT機器の排出熱を測定した。

独自のAIモデルで解析した結果、サーバごとの排気熱の温度・消費電力量・CPU負荷に各々正の相関があることが確認された。また、その関係性から、排気熱の温度データから消費電力量を推定しCO2排出量算出できることがわかった。

同技術を活用することで、データセンター運営事業者は以下の取り組みが可能になるという。

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