フォーミュラEで、水素エンジン発電機活用 7時間にわたり電力を安定供給
小型屋外作業機械などの開発を手がけるやまびこ(東京都青梅市)は4月2日、i Labo(同・中央区)と共同で、水素エンジン発電機の実証機を開発し、日本で開催された「フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix」に投入したと発表した。7時間にわたり連続稼働し、レース会場内のフードトラックへ電力を供給した。
水素化コンバージョンによる実証機を運用
今回投入された実証機は、やまびこの「100kVA Shindaiwa」発電機をベースに、i Laboが水素燃料で運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」を実施したモデル。水素燃料を燃焼させて発電を行い、運転時のCO2排出を抑制する。
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