三菱重工ら、CO2固体吸収材の評価に着手

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DAC小型試験装置の模式図とその専用実験棟(RITE敷地内)の外観 (出所:新エネルギー・産業技術総合開発機)
DAC小型試験装置の模式図とその専用実験棟(RITE敷地内)の外観 (出所:新エネルギー・産業技術総合開発機)

新エネルギー・産業技術総合開発機(NEDO)、地球環境産業技術研究機構(RITE)、三菱重工エンジニアリング(神奈川県横浜市)の3者は9月20日、大気中からCO2を1日当たり数キログラム規模で直接回収できる小型試験装置(DAC小型試験装置)を開発し、CO2を分離・回収するCO2固体吸収材の評価に着手したと発表した。

この取り組みにおいて、3者はRITEの敷地内(京都府木津川市)に専用の実験棟を整備するとともに、開発したDAC小型試験装置を設置し評価を開始。同試験装置を活用することで、実機サイズのCO2固体吸収材を評価できるようになった。また装置の大型化・実用化に向けたデータの収集、や知見の蓄積も今後可能になるという。

3者は今回の成果として次の2つを挙げている。

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