パルコ5店舗で衣類回収 ECOMMITの資源循環サービス活用
パルコ(東京都渋谷区)は6月15日、都内のパルコ5店舗において衣類やファッション雑貨の不要品回収を開始した。不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行うサービス「PASSTO(パスト)」を提供するECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)と協業し実施する。
地域の廃棄物の削減・資源循環への貢献を目指す
導入する店舗は、渋谷PARCO・池袋PARCO・吉祥寺PARCO・ひばりが丘PARCO・調布PARCOの5店舗。同5店舗の館内共有部に、回収BOX「パスト」を設置。来館者が不要品(衣類・ファッション雑貨)を持ち込み、回収ボックスに入れる。回収した不要品は、ECOMMITにより国内外でリユース品として再流通させる。またリユースが難しいものは、リサイクルパートナーを通じて再資源化する。
回収からデータ化まで一気通貫の循環サービスを、大手企業や自治体に提供
ECOMMITは、循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・ リサイクル事業を手がけている。全国7拠点の循環センターを自社運営しており、大規模で確実な循環を行っている。
同社の資源循環サービス「パスト」では、不要品の回収・選別・再流通から、トレーサビリティの管理・データ化までを自社で行い、循環のサイクルをワンストップで行う。
収集したデータはダッシュボード上で自動集計され、リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングに活用している。連携してリサイクルに取り組む企業・自治体の特性に合った循環スキームを構築している。大手企業や全国の数多くの自治体などに循環サービスを提供してきた実績を持つ。
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