ワールド、サステナブル素材のGHG可視化 再生ウールで約34%削減

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ワールド北⻘⼭ビルで開催した、サステナブル原料 展⽰会風景(出所:ワールド)
ワールド北⻘⼭ビルで開催した、サステナブル原料 展⽰会風景(出所:ワールド)

ワールドグループ(神戸市中央区)は2月2日、サプライヤーと共に温室効果ガス(GHG)排出量の削減率を明確にしたサステナブル素材の共同開発を行ったと発表した。2023年秋冬から「CIRCRIC(サーキュリック)」という素材ブランドとして、ワールドグループで使用する。OEM、ODMを通して業界内を横断して拡大する。

2022年8月に選定された、環境省「サプライチェーンの脱炭素化推進モデル事業」の取り組みのひとつとして実施した。従来、アパレルメーカーのGHG排出量は、売上や枚数で換算をすることが多かった。同社グループではジャケット、ニット、ワンピースなどアイテムと素材毎の排出量を換算することで、精度の高い管理を可能にした。

換算をする上では、環境省モデル事業の事務局であるボストン コンサルティング グループと共に、原料から製品までサプライチェーン全体のGHG削減を分析し削減率を明確に算出した。

2023年秋に向けて使用するサステナブル原料2種類

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