東京湾で日本初・水素燃料によるクレーン荷役作業を開始 日本郵船ら
日本郵船(東京都千代田区)は10月21日、東京都港湾局ら4者と共同で、東京港の大井コンテナふ頭において、タイヤ式門型クレーン(RTG)に日本初となる水素燃料を燃料とした荷役作業を開始したと発表した。
この取り組みは、東京都の「東京港における荷役機械のFC化プロジェクト」の一環として実施するもので、荷役機械のディーゼルエンジン発電機を燃料電池(FC)発電装置に換装し、荷役能力を検証するとともに、荷役機械に対する水素供給体制の構築に取り組む。実施期間は10月21日から2025年3月末までの予定。
参画企業は、2者のほか、日本郵船グループの港湾系物流会社のユニエツクスNCT(東京都中央区)、RTGメーカーの三井E&S(同)、岩谷産業(大阪府大阪市)の3社。
水素燃料へ転換後の荷役能力を検証、供給体制も構築
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