【中東】オマーン、50年までにグリーン水素850万トン製造へ

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国際エネルギー機関(IEA)は6月12日、オマーンの再生可能水素(グリーン水素)に関する報告書「Renewable Hydrogen from Oman」を公表した。IEAによると、オマーンは高品質な再生可能エネルギー資源と広大な土地を有している。それらを生かし、化石燃料使用を削減し、再生可能水素の製造を拡大、2050年までに850万トンの製造を目指すとしており、IEAは支援を行っていくという。

輸出収入の約6割は石油とガス 30年までに年100万トンの再エネ水素製造へ

現在、オマーンの輸出収入の約60%を石油とガスが占め、国内の天然ガスは同国の発電の95%以上を占めている。2022年、オマーンは2050年までにネット・ゼロを達成する目標を発表し、国内のエネルギーミックスにおける化石燃料使用の削減を開始した。IEAの分析によると、オマーンは2030年までに世界第6位、中東では最大の水素輸出国になる見込みだという。

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