ソフトバンク(東京都港区)は12月15日、テクノロジーを活用し、地方創生とカーボンクレジット取引活性化の両立を目指す「ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム」(NCCC)に参画すると発表した。同社は森林・農地のCO2吸収量を可視化できる農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」のCO2吸収量推定システムを提供し、信頼性の高いカーボンクレジット発行を支援する。
NCCCは、日本のカーボンクレジット市場の活性化を目指すコンソーシアム。九州大学主幹教授で九州大学都市研究センター長の馬奈木 俊介氏が理事長を務めるNatural Capital(ナチュラルキャピタル)が、12月15日に設立した。森林・農地・海洋資源など自然資本のポテンシャルによるCO2の吸収量を、テクノロジーを活用して測定・評価し、クレジット化することによってカーボンクレジット市場の活性化を促進することがねらいだ。