出光興産(東京都千代田区)、東ソー(同・港区)、トクヤマ(同・千代田区)、日本ゼオン(同)の4社は8月30日、2030年までに周南コンビナート(山口県周南市)において年間100万トン超のカーボンフリーアンモニア供給体制を確立することを目指すと発表した。出光興産徳山事業所の貯蔵施設を同コンビナートにおけるアンモニアの共通供給拠点として整備し、周南コンビナート各社(需要側)へのアンモニア供給インフラ検討を行う。
今後、4社は同事業をベースに実装置でのアンモニア燃焼実証等の様々な取り組みを通し、周南地区における国内初のアンモニアサプライチェーンの構築を推進する構えだ。