日本製鉄、純チタンで世界初・環境配慮型素材開発 スノーピークに供給

  • 印刷
  • 共有
チタン(TranTixxii® -Eco)インゴット(左)とチタン(TranTixxii® -Eco)コイル(右)(出所:日本製鉄)
チタン(TranTixxii® -Eco)インゴット(左)とチタン(TranTixxii® -Eco)コイル(右)(出所:日本製鉄)

日本製鉄(東京都千代田区)は6月30日、純チタンで世界初となる環境配慮型素材TranTixxii -Eco(トランティクシーエコ)を開発し、同月からアウトドアメーカーのスノーピーク(新潟県三条市)への供給を開始したと発表した。チタンインゴットの原料としてチタンスクラップを50%以上添加することで省CO2・省資源を実現する。同製品は東日本製鉄所直江津地区で製造する。

日本製鉄によると、現時点では、原料となるスクラップの調達・製造能力に課題はあるものの、今後は年間300トンの製造・供給に向けた体制を構築する考えだ。当面はスノーピークとTranTixxii -Ecoを活用した環境配慮型の商品開発に優先して取り組んでいくとしている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事