「都市間連携で、地方の気候行動を促進」　COP28でG7円卓会議

環境省は12月2日、COP28ジャパン・パビリオンにおいて、ネットゼロ排出に向けた国際的な都市間連携のあり方を話し合うセミナーを開催し、10月に実施された「地方の気候行動に関するG7ラウンドテーブル」会合の成果や今後の展望について議論した。

「都市の連携なくして、ネットゼロ目標の達成はない」

同会合では、地方の気候行動は、ネットゼロ目標の達成に向けて重要な役割を果たすとしたうえで、国や国際的な支援のもと、さらなる強化が必要であるという認識で一致した。また、汚染防止・生物多様性・循環型経済・経済成長など、複数の都市が共通の課題に取り組むことで好循環を生み出すという今後の方向性を確認した。

このほか、環境省が公表した同ラウンドテーブルの主な内容は、以下のとおり。