ポスト2020生物多様性枠組、多くの論点で合意できず 議論継続へ

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生物多様性の新たな世界目標「ポスト2020生物多様性枠組」に関する第4回公開作業部会(OEWG4)が6月21日~26日にかけて、ケニア・ナイロビにおいて開催された。今次会合では、多くの論点が合意されず、議論は持ち越されることとなった。

3月スイス・ジュネーブにおいて、第3回公開作業部会(OEWG3)が開催されたが、多くの議題において各国の意見に隔たりがあったため、複数の選択肢を括弧書きで併記した成果文書(勧告案)が多数採択された。こうした背景のもと、ポスト枠組採択の準備交渉を進展させるため、OEWG4が開催された。

OEWG4には、締約国代表のほか、国際機関、NGOなどが参加。OEWG3に引き続き、同枠組の各目標案(1次ドラフト)を中心とした議論が進められたが、多くの論点が合意されず、議論は次回会合へ持ち越されることとなった。12月に開催する生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部で採択される予定だ。

今回の主な議題の結果概要は、以下のとおり。

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