国内初、船舶燃料に液化バイオメタン 商船三井らが実証に成功

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家畜糞尿由来の液化バイオメタン(LBM)を船舶燃料として利用(出所:商船三井)
家畜糞尿由来の液化バイオメタン(LBM)を船舶燃料として利用(出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)、エア・ウォーター(大阪府大阪市)、IHI原動機(東京都千代田区)など7社は6月21日、内航LNG燃料貨物船「いせみらい」で家畜糞尿由来の液化バイオメタン(LBM)を舶用燃料としてトライアル使用する実証試験を伊勢湾内で実施し、成功したと発表した。

バイオマス由来のカーボンニュートラルなLBMを舶用燃料として使用するのは国内初の取り組み。3社のほか、テクノ中部(愛知県名古屋市)、協同海運(三重県四日市市)、商船三井内航(東京都港区)、シーエナジー(愛知県名古屋市)が参画している。

既存のLNGサプライチェーンでLBMを輸送できるか

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