大阪ガスとシェル、国内工場のCO2を海外に貯留へ CCSの検討開始

大阪ガス(大阪府大阪市)は5月9日、英石油大手シェルの現地法人シェル・シンガポール(シンガポール)と、CCS(CO2回収・貯留)バリューチェーン構築に関する共同検討を開始すると発表した。日本国内の工場などのCO2排出源からCO2を回収し、海外の貯留地に貯留することを目指す。
CO2の排出削減に課題を抱える日本国内の鉄鋼・セメント・化学産業の工場などのCO2排出源から回収したCO2を集約・液化した後、アジア太平洋地域の貯留地まで船舶輸送し、地中に圧入・貯留することを想定した、CCSバリューチェーン全体の事業性評価を実施する。
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