三井物産(東京都千代田区)は8月3日、サステナブル経営推進機構(同)と共同開発した、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法に基づく製品単位温室効果ガス(GHG)排出量可視化プラットフォーム「LCA Plus」の提供を開始したと発表した。
同プラットフォームは、ライフサイクル思考に基づいた製品の環境マネジメントを可能とするISO14040、ISO14044に基づく算定機能を有した製品単位のGHG排出量を可視化するもの。
導入企業は自社製品のライフサイクルを通じて排出されるGHG排出量を容易に算定することができ、またサプライチェーンのGHG情報の収集、製品販売先への報告、自社内でのGHG排出削減に向けたシミュレーションや進捗管理なども可能となる。なお同プラットフォームは国内初の取り組みとして現在、特許を出願している。