東芝ESS、CO2分離回収で新協業 アミン系吸収液を米企業に提供

東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は12月6日、米国企業ルーマス・テクノロジーと、CO2分離回収で協業を開始すると発表した。東芝ESSは燃焼後のCO2回収に特化したアミン系吸収液と、同吸収液に最適なシステム設計を提供する。
CO2回収時のエネルギー消費量の低さなどの特性を生かす
今回の提携の中心となるのが、東芝ESSのアミン系吸収液だ。同社の吸収液は、CO2回収時のエネルギー消費量の低さのほか、長期間使用時の低劣化やアミン放散を抑制する点に特徴があり、現在は、日本国内の実証プラントにおいて、600トン/日以上のCO2回収に活用されている。
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