世界の気温・海面水温・CO2濃度が最高値を更新 WMO

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写真はイメージです
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世界気象機関(WMO)は6月16日、世界の平均気温と海面水温が最高値を更新したことを明らかにした。それに伴い海氷面積は減少しており、過去最低を記録し続けている。また、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの濃度も過去最高になっている。WMOは、エルニーニョ現象等の気候変動要因や、その他の気象状況に対しても注視する必要があると呼びかけている。

気温と海面水温が上昇し、海氷面積は最小に

2023年6月の最初の数日間の世界平均気温は、欧州中期予報センター(ECMWF)が運営する欧州連合のコペルニクス気候変動サービス(C3S)のデータ記録で、この時期としては最高値で、これまでの最高値を大きく超えた。なお、前月の5月は記録上最も温暖な5月だった。

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