IEA、COP28で「気候クラブ」発足 産業の脱炭素化を加速
国際エネルギー機関(IEA)は12月1日、36カ国が参加し産業分野の脱炭素化を加速させる協議会「気候クラブ」(Climate Club)が発足したと発表した。IEAは経済協力開発機構(OECD)とともに、事務局として同協議会を支援する。
COP28で、共同作業計画を策定
気候クラブは、パリ協定の目標達成を推進するための、気候変動対策に精力的に取り組む国々によるオープンで協力的な協議会となる。
特に産業の脱炭素化に重点を置き、気候変動対策を加速させ、21世紀半ば頃までに世界全体で温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを達成するための機運を高めることを目的とする。
チリとドイツが共同議長を務め、参加国は日本・韓国・米国・英国・仏国・EUなど36カ国。今後も参加国を増やしていくとしている。
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