晴雨兼用傘のレンタルスポット、渋谷駅周辺100カ所に 東急不動産HDなど
東急不動産ホールディングス(東急不動産HD/東京都渋谷区)は9月3日、オリジナルの晴雨兼用傘を制作し、渋谷駅周辺にレンタル用傘として設置する取り組みを本格的に開始したと発表した。傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(同)と展開中のプロジェクトの一環として実施する。
放置傘の削減へ
両社は6月19日より、渋谷区および渋谷区観光協会の後援を受け「傘のいらない街 渋谷」と名付けたプロジェクトを開始している。渋谷駅の半径 600メートル以内に100カ所以上の傘のレンタルスポット(傘立て)を設置するというこの取り組みは、傘のレンタルスポットが同地域のコンビニ店舗数を超えるインフラとなることで、「使い捨て傘ゼロ」を目指しており、環境保全と熱中症対策、雨の日の経済圏を活性化につなげる。
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