政府は11月1日、「2022年度冬季の電力需給対策」を決定し公表した。2022年度冬季の電力需給が厳しい状況にあることを踏まえ、電力の供給対策として、あらゆる対策を講じていくとともに、需要対策として、夏季に引き続き、全国を対象として、無理のない範囲で節電・省エネの協力を呼びかけていく。冬の節電要請は7年ぶり。
供給対策では、休止中の電源の稼働確保や追加的な燃料調達を促進するとともに、再生可能エネルギーや原子力など化石燃料を用いない非化石電源の最大限の活用を図ることができるよう対策を着実に実施するとした。