秋田県沖・愛知県沖で浮体式洋上風力実証着手へ GI基金の事業者決定

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セミサブ型ハイブリッド浮体設置イメージ図(出所:シーテック)
セミサブ型ハイブリッド浮体設置イメージ図(出所:シーテック)

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月11日、グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトにおいて、1基10MW以上の大型風車を用いて実海域にて「浮体式洋上風力発電実証事業」(フェーズ2)に着手すると発表した。この事業に係る公募を行い、7件の提案の中から2件の研究テーマを採択し、実施海域・事業者を決定した。

丸紅グループで洋上風力発電事業の開発を手がける丸紅洋上風力開発(東京都千代田区)を幹事会社とするコンソーシアムは、「低コスト化による海外展開を見据えた秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業」で採択された。この事業では、秋田県南部の沖合約25km、水深約400mの海域に、1基あたり15MW超の大型風車2基を設置し、2029年秋頃の運転開始を予定している。

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