「Fry to Fly」プロジェクト、東京メトロも参画 廃食用油→SAF製造

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(出所:東京地下鉄)
(出所:東京地下鉄)

東京地下鉄(東京メトロ/東京都台東区)は12月21日、日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(同)、レボインターナショナル(京都府京都市)と、国産SAF製造のための廃食用油提供に関する基本合意書を締結するとともに、廃食用油を資源として回収し環境整備などに取り組むプロジェクト「Fry to Fly Project」に参加すると発表した。同プロジェクトに鉄道事業者が参加するのは今回が初めて。

グループ直営店排出の廃食用油、約90%を活用

廃食用油の利活用は、以下の流れで実施される。

  1. 東京メトロのグループ会社メトロプロパティーズ(東京都台東区)が運営する飲食店舗などから排出される廃食用油を提供する
  2. レボインターナショナルが廃食用油を収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYに引き渡す
  3. SAFFAIRE SKY ENERGYは廃食用油を基に、国産初SAF大規模生産プラントにてSAFを製造する

日揮HDは、廃食用油を原料とするSAF製造事業に関するサプライチェーン全体のコーディネートを担う。

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