スコープ3GHG排出量算定、半数の企業はサプライヤーにおまかせ 民間調査

NTTデータグループのクニエ(東京都千代田区)は3月28日、調達領域に関するサステナビリティ調査レポートを公開した。
この調査は、調達サステナビリティに対する企業の実施状況や課題の把握を目的としたもので、1000人以上の企業の調達サステナビリティ担当者を対象に、(1)スコープ3GHG排出量削減と、(2)人権デュー・デリジェンス(人権DD)に関する質問を行い、企業の取り組みの実態を明らかにした。
二次サプライヤー以降を可視化している企業は少数派
スコープ3GHG排出量削減の把握では、調達部門が管理すべきGHG排出量スコープ3上流のうち、カテゴリー1(購入した製品・サービス)を対象に調べた。