日本触媒とトクヤマ、高圧型アルカリ水電解装置開発へ

日本触媒(大阪市中央区)とトクヤマ(東京都千代田区)は10月6日、NEDO事業において、世界に通用する、競争力ある高圧型アルカリ水電解装置(高圧AWE)の開発を目指すと発表した。日本触媒が開発する高圧方式にも適した大型セパレータを、トクヤマが開発する高圧AWEのパイロット設備に組み込み、研究開発を進める。
高圧AWEは、セパレータで仕切られたセルにアルカリ水溶液を供給し通電することで水素・酸素を製造する装置だ。今回両社は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の枠組みにおいて「高圧方式に適した大型アルカリ水電解装置及びセパレータの開発事業」が採択された。
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