屋久島の再エネ電気を周辺離島へ、電気運搬船で送電 2028年に運用開始

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電気運搬船初号船「X」の完成イメージ(出所:海上パワーグリッド)
電気運搬船初号船「X」の完成イメージ(出所:海上パワーグリッド)

パワーエックス(東京都港区)は7月30日、子会社の海上パワーグリッド(同)が屋久島電工(同・文京区)と、屋久島の水力発電で発電したクリーン電力を電気運搬船で離島に運搬する検証を行うと発表した。電気運搬船が船に搭載した蓄電池に電気を蓄電し、電気を海上輸送する世界初の試み。2028年をめどに運行を開始する。

屋久島の水力発電による電気を、電気運搬船で周辺の離島に輸送

計画では、海上送電技術を活用し、屋久島電工が保有・運営する水力発電所(尾立ダム)から生み出される再エネを島外に輸送する。

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