最終更新日: 2022年11月02日
JOGMEC(本部:東京都港区)は10月31日、CO2を有効利用することで、ガス・水素の生産性を向上させる新技術を開発し、特許を取得したと発表した。
都市ガスや、LPGから水素を製造する場合、硫黄化合物・メタノール・水などの不純物を取り除く必要があり、除去にはゼオライトなどの吸着材が使用される。吸着材は可燃性ガスも同時に吸着してしまうため、安全に作業するために可燃性ガスを除去する作業が必要となる。これまでは窒素ガスを用いていたが、今回CO2を用いることで、所用時間の短縮が実現した。