「風力発電で1/3の電力を供給へ」 風力発電協会、2050年導入目標と施策を提言
![2050年までに140GWの風力発電を導入することを提案した(画像はイメージです)](https://www.kankyo-business.jp/uploads/2023/05/31/O54N9qaXTLO0GP5ni2nxI1v6XMW692a6m6rJuOjW.jpg)
日本風力発電協会(JWPA/東京都港区)は5月29日、2050年に向けた風力発電の導入量とそのために必要な施策を示した新たなWind Vision「JWPA Wind Vision 2023」を策定し公表した。
2050年に風力発電により国内電力需要の1/3の電力を供給すること、そのために2050年までに140GWの風力発電を導入すること、国産グリーン水素供給拡大に向けてさらなる高みを目指すことを提案した。協会は、風力発電140GW導入により、2050年時点で年間6.0兆円の経済波及効果、35.5万人の雇用創出効果、年間2.5兆円の化石燃料調達費削減効果が得られると試算している。
![(出所:風力発電協会)](https://www.kankyo-business.jp/uploads/2023/05/31/ga0QrZZzloTu5gqPCoKiZOOg5EhLratiZDDqvoP9.png)