パナソニックとヤンマー、「分散型エネ事業」で協業

パナソニック 空質空調社(東京都港区)と、ヤンマーエネルギーシステム(ヤンマーES/大阪府大阪市)は12月1日、分散型エネルギー事業の開発・販売で協業すると発表した。ヤンマーESの「マイクロコージェネレーションシステム」で発電する際に発生する廃熱を、パナソニックの業務用空調機「吸収式冷凍機」で空調に活用する。
「分散型エネルギーシステム」は、発電所から需要地まで電力を供給する代わりに、電気が使用される場所の近くで発電し送電ロスなどの廃熱を抑えて電力を供給するシステム。日本国内で使われる化石燃料などの一次エネルギーのうち、約6割は利用されずに廃熱として捨てられている。それぞれの機器でトップクラスのシェアを持つ両社が、同事業を通じて社会のエネルギー変革への貢献を目指す。
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