液化水素供給網の商用化実証、出荷・受入地を決定 豪州から日本へ海上輸送

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事業イメージ(出所:NEDO)
事業イメージ(出所:NEDO)

川崎重工業(東京都港区)子会社の日本水素エネルギー(同)、岩谷産業(大阪府大阪市)、ENEOS(東京都千代田区)は3月8日、液化水素サプライチェーン構築に向けた商用化実証事業の出荷と受け入れ地を発表した。液化水素の出荷地は豪州ビクトリア州ヘイスティングス地区、受け入れ地は川崎臨海部(神奈川県川崎市)。

この「液化水素サプライチェーンの商用化実証」(2021年度~2030年度(予定))では、年間数万トン規模の大規模な液化水素の海上輸送技術を世界に先駆けて確立し、上流から下流までの一貫した国際間の液化水素サプライチェーンの実証を行う。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」の一環として、取り組んでいるものだ。

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