九大発ベンチャー、CO2分離・回収の新装置開発 最大97%まで濃縮

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減圧蒸気スイープ型膜分離性能評価装置「VSS1」のモデル図(出所:JCCL)
減圧蒸気スイープ型膜分離性能評価装置「VSS1」のモデル図(出所:JCCL)

九州大学発スタートアップのJCCL(福岡県福岡市)は5月24日、CO2分離・回収装置の製品化に成功したと発表した。1%のCO2を、75%以上の濃度まで濃縮できることを確認している。

今回製品化されたのは、CO2分離膜性能評価装置の「VSS1」と、固体吸収剤によるCO2回収装置の「VPSA1」の2種。

減圧蒸気スイープ型膜分離性能評価装置「VSS1」

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