揚げ油で空を飛ぶ 日揮ら、SAF拡大へ「Fry to Fly」プロジェクト

  • 印刷
  • 共有
「Fry to Fly Project」のシンボル(出所:日揮ホールディングス)
「Fry to Fly Project」のシンボル(出所:日揮ホールディングス)

日揮ホールディングス(日揮HD/神奈川県横浜市)は4月17日、SAF(持続可能な航空燃料)の原料となる、家庭や飲食店などから排出される廃食用油が資源として回収されるための環境整備などに取り組むプロジェクト「Fry to Fly Project」を、28の企業・自治体・団体と共に開始したと発表した。

廃食用油から製造されたSAFは、従来の航空燃料と比較してCO2排出量を約80%削減できる。一方で、家庭で発生する廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油も年間10万トン以上が国外に輸出されているといわれている。同プロジェクトでは家庭・店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFにより航空機が飛ぶ世界の実現を目指す。

国内で資源循環促進に積極的に参加できる機会を創出へ

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事