ホンダ、月面で電力供給 国際宇宙ステーションでコア部品の試験実施

本田技研工業(ホンダ/東京都港区)は4月4日、子会社の本田技術研究所(埼玉県和光市)が、循環型再生エネルギーシステムのコア部品の試験を国際宇宙ステーション(ISS)で実施すると発表した。同システムは宇宙(月面)での使用を想定し開発しているもので、日中に太陽光を用いて酸素と水素を製造し貯蔵。夜間にそれらを使って発電し、居住スペースに電力を供給する。
米国の宇宙関連スタートアップ2社とともに実証
本田技術研究所は2002年に、世界で初めて燃料電池自動車のリース販売を開始。また高圧水電解システムを使ったスマート水素ステーションの開発・設置を行っている。今回の循環型再生エネルギーシステムにも、これらの技術が活用されている。
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