IHI(東京都江東区)は10月31日、アンモニア製造から利用までのバリューチェーン全体のCO2排出量を可視化する「アンモニアCO2トレーサビリティプラットフォーム」を開発したと発表した。
データ追跡信頼性の高い「ブロックチェーン技術」を活用し、アンモニアの「つくる」「はこぶ・ためる」「つかう」の各段階におけるCO2排出量を算出・記録・可視化し、各プロセスにのCO2トレーサビリティを実現する。同システムを活用することで、バリューチェーン上の各プレーヤーやアンモニアの需要家が、脱炭素の取り組みに関する情報を求めるステークホルダーに対し、CO2排出量・削減量を証明できるようになる。