最新鋭JAC形ガスタービン、水素燃料30%混焼に成功 三菱重工

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水素燃料30%混焼運転実施中の中央制御室の様子(出所:三菱重工業)
水素燃料30%混焼運転実施中の中央制御室の様子(出所:三菱重工業)

三菱重工業(東京都千代田区)は11月30日、同社の実験設備「高砂水素パーク」内にあるガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)実証発電設備(通称:第二T地点)において、最新鋭JAC形ガスタービンによる水素燃料30%混焼運転に成功したと発表した。

実証運転とともに、低排出かつ安定燃焼も確認

実証では、タービン入口温度1650℃級の最新鋭JAC形ガスタービン(出力56.6万kW)と、燃焼器としてドライ式低NOx(Dry Low NOx:DLN)燃焼器が使用された。その結果、部分負荷および100%負荷において、都市ガスに水素30%を混ぜた混合燃料による実証運転に成功した。

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