IEA、低炭素水素への支援と需要創出を呼びかけ

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国際エネルギー機関(IEA)は9月22日、水素エネルギー市場に関する報告書「Global Hydrogen Review 2023」を公表した。世界的に水素に関する関心は高いが、経済的な情勢により、低炭素水素に関するプロジェクトが進んでいないとして、各国政府が支援制度を効果的に実施することや、需要創出に取り組むことなどを呼び掛けた。

報告書によると、世界でいわゆるブルー水素やグリーン水素などの低炭素水素プロジェクトの数は急速に拡大し続けており、現在までに世界40カ国以上が水素国家戦略を策定している。しかし、多くのプロジェクトが政府の経済的な支援を待っているため、低炭素水素を製造する電解槽の設置容量と設置量は依然として低いままだという。報告書によると低炭素水素の生産量は、水素全体の1%にも満たない。

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