【英国】計1GWの洋上風力発電所で1基目の風車が稼働

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仏エネルギー大手のトータルエナジーズと、パートナーで英エネルギー大手のSSEリニューアブルズは8月23日、スコットランドのアンガス沖27 kmにある「シーグリーン洋上風力発電所」で、1基目のタービンが運転を開始したと発表した。同発電所は2023年よりフル稼働になる見込みで、その際は年間約5TWhの再生可能エネルギー電力を生産できるという。これは160万世帯分に相当する。

1075MWの発電容量を持ち、合計114基のタービンを設置するこの洋上風力発電所は、43億ドルを投じたシーグリーン・プロジェクトの一環で、両社が共同で出資。完成すればスコットランド最大の洋上風力発電所となり、水深59m地点という世界で最も深い場所にある固定底式風力発電所となる予定だという。

同社の再生可能エネルギー部門シニアバイスプレジデントであるヴィンセント・ストカート氏は、「これは、当社の洋上風力発電事業の発展における新たな一歩。このマイルストーンは、2025年までに全世界で再生可能エネルギーによる発電容量を35GWにするという我々の目標に直接貢献するものだ」と述べた。

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