伊藤忠、家庭用蓄電池約1.7万台でDR実証 今冬の需給ひっ迫を回避へ

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(出所:伊藤忠商事)
(出所:伊藤忠商事)

伊藤忠商事(東京都港区)は1月6日、小売電気事業者と提携し、家庭用蓄電池を遠隔で制御して電力の需給バランスを調整するデマンドレスポンス(DR)の実証を順次開始すると発表した。

この取り組みを通じて、今冬に予想される電力需給ひっ迫の回避と、小売電気事業者の電力調達コストの低減、再エネ大量導入時代における電力需給の最適化を目指す。取り組みの詳細は以下のとおり。

市場価格が高い時間帯に、遠隔で蓄電池を充放電

この実証は、同社の子会社で蓄電システムと連携するAI(人工知能)を提供するグリッドシェアジャパン(東京都港区)を通じて行う。蓄電システム事業の合弁会社であるNFブロッサムテクノロジーズ(NFBT/神奈川県横浜市)が製造販売する家庭用蓄電池を遠隔で制御する。

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